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豊水収穫開始。
豊水の収穫を開始した。予定より3日ばかり伸ばしての収穫ではあるものの、それでも味の乗りが微妙だ。とはいえあまりに先延ばしも出来ない。日に当たって早々に熟した豊水を摘みつつ、まだ青い果実の味見も忘れずにやり、表面の傷や虫食いのチェックも忘れない。そうやって確認していると果口に潜んだ蜘蛛や枝葉に隠れたトカゲをよく見かける。今日も豊水の果口にいる蜘蛛を見つけた。毎年必ずいる奴だ。名前は判らない。梨を傷つけることなく食害する虫を獲ってくれる頼もしい仲間だ。
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山国梨棚豊水幸水園
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山国の稲穂。
稲穂が首を下げる。玖珠山国線を走るとずっとこの景色が続く。水田のない土地で育ったせいか、山へ向かう景色は一際美しく見えて退屈しない。緑の絨毯が黄に変わるまでもう少しだ。豊水の収穫が終わる頃には米の収穫が始まるだろう。自宅の米はそろそろ底を突く。購入先の農家さんの新米は10月だと言う。備蓄はどうにも足りそうになく、麺かパスタが続くことになりそうだ。
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山国町宇曽
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海を眺めに行く。
豊水の収穫待ち。味が乗らないのだ。例年より1週間ほど遅れている、というのがまわりの意見だが、梨棚メンバーの流線園では赤く熟れた豊水が下がり、急いで収穫を進めている。成長になぜこんなバラつきがあるのかよく判らない。わからないから、毎朝山へ上がって味見をして全体を見てまわり、そして荷台を空のまま山を下る。まったく無駄な時間。仕方なく遠回りして帰宅する。草刈りなど他にやることはあるのだけれど気分が切り替わらない。焦りを抑えるために海でも見て帰るかという、説明のつかない無駄を重ねる。
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豊後高田市粟嶋公園
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小動物捕獲罠。
ムジナに新高園を荒らされた。少量の豊月はほぼ全滅。被害は小さく無い。すぐ捕獲罠を購入し、梨棚メンバーを通じて紹介してもらった猟師さんに頑丈な捕獲罠を追加で設置してもらった。そして日が変わった今日、早速まるまる太ったムジナが罠にかかっていた。罠の設置ひとつでも、やはりプロの助言を聞いておくのは良いと経験する。餌の種類から罠の向きや、罠の扱いについて、なるほどと関心させられる。予想ではムジナは1匹だけではなく、おそらくアライグマも近くに潜んでいるだろうと感じる。罠の設置はしばらく続けたい。
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山国梨棚新高園
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夕方からいつも雨。
豊水の収穫を開始する予定だったが急遽変更。やはりまだ早いのだ。早くてもあと数日待つべきだ。というわけで自宅の草刈りでも、と考えていたけれど暑過ぎた。気温が下がるのは日が傾いてから。しかし、連日夕方から雨が降る。今日も気温が下がってから雨が降り出した。梨棚の地面は乾かず軽トラでの侵入はなかなか面倒だ。明日山へ上がってから豊水の収穫日を決めよう。轍を深くするのは数日控えておこう。
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日田市天ヶ瀬町
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野の百合。
百合が農道脇にたくさん咲いている。おそらく名前があるのだろうが、よく判らない。この時期だったか?とも思う。丁度、豊水の収穫が始まる頃。雑草が再び伸びきって収穫の邪魔になる今、百合が咲いていたか思い出せない。もっと秋が近づいてからの気がいつもするのだ。梨団地の農婦さんは、百合を根から抜いて自分の梨棚から見える位置に植え替えたりする。面倒だから真似することはないが、気持ちは判る。大きく綺麗な花だ。
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山国町東部梨団地
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幸水収穫終了。
幸水の収穫終了。あと1日か2日出荷したら、手元から幸水はなくなる。次は豊水だが、もう少し太って欲しいところ。既に出荷を始めている農家さんもいて、甘味も乗っている気はする。これまで幸水に集っていた虫たちが、豊水へと標的を変えつつある。週明けには収穫の予定だ。
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山国梨棚豊水幸水園
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鳥追いカイト。
隣の梨棚に鳥追いカイトが下がった。しかも2つ。鳥の食害が大きかったのかもしれない。どれほどの効果があるのか知らないけれども、追われた鳥がまわりの畑に散るという意見、スズメやヒヨドリには効かないという意見の両方を聞く。風が吹くとナイロンの猛禽はなかなか勇ましい姿で本物のように飛ぶが、凪いでしまうとひっくり返って情けない。さて結果はいかに。
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山国町東部梨団地
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食害。
今年のカメムシ被害は極微。そろそろ幸水を積み終えるがカメムシの食害は数えるほどだった。蛾やシンクイムシの被害は昨年と同じくらい。もう必ず発生するものだという諦めもあって、摘みながら落とす。あとは鳥による食害。これは昨年より多かった。ひとつの梨を食べるために、隣の梨を足場にするため、爪痕がそこらじゅうに残って売り物にならない。全体としては許容できる範囲と言え、天候によるダメージよりずっとマシだった。渇水に高温。自然の気紛れは1年を通じて対処のしようがない。
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山国梨棚豊水幸水園
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山国川の冷たい水。
午前中は強い陽射し。午後遅くなって雷雨。ここ数日は毎日こうだ。出荷を朝早くに終え、その後収穫。雨が降る前に帰宅するようにしているのは、帰宅後の選果で梨が濡れているのは困るからだ。予報では午後2時から雨の予報だったが今日は降りそうな気配がない。だから帰宅の前に山国川の上流へ向かい浅い流れで足を洗ってから帰宅した。源流域の水は冷たく目が覚める。子供連れの姿もあって、少しのんびりできた。
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山国川源流域
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アキアカネ、山へ。
アキアカネが自宅のまわりを飛び始めた。山国の梨団地でもそうだ。山国も玖珠も標高が200mから400mと高いため、赤トンボの夏の移動は緩やかなのかもしれない。9月になれば彼らはまた低い土地へ戻っていく。それまで多くの羽虫を獲ってほしい。夏向けの薄い作業着では虫の攻撃から身を守れない。体のあちこちに虫刺されの跡をつくって血が流れる。仕方なく冬用の作業着を真夏でも着用しているが、アキアカネが飛び交うようになってようやく梨棚で薄着になれるのだ。
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玖珠町古後
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午後の遠雷。
暑い毎日。午後になると必ず遠雷を聞く。しかし天ヶ瀬では雨が降らない。山国の釣鐘山は、予報では午後から雨。リアルタイムの降水量を確認すると降り始めたようだ。幸水の次は豊水。大きく育ってもらうため定期的に雨が要るから、通り雨でも嬉しく思う。天ヶ瀬もひと雨欲しいがどうだろう。雨雲らしき重い雲が広がってはいるが、広がるばかりでやがて晴れるのだ。
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日田市天ヶ瀬町
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熱中症患う。
熱中症に陥る。暑く無風な梨棚で収穫作業をしている最中、顔が熱って急な疲労に襲われる。これはやばいな、と作業を中断してすぐ帰宅。自宅が近づくにつれハンドル操作すら億劫になり、到着してしばらくは運転席から降りることすらままならなかった。その後ダウン。収穫を1日中断したにもかかわらず、手元の僅かな梨を店に運んだのは気持ちの焦りからだ。未選果の梨が手元に溜まる状態は避けたい。幸水はまだ下がっており、豊水の収穫前に摘み終えないといけない。頭はまだ重く、気分は晴れないが休んでいられない。
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道の駅慈恩の滝
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濃霧の出荷。
画像で見れば靄だが、肉眼では濃霧。玖珠町も山国町も霧の朝が多い。雲の多い朝は、太陽光が弱く従って霧が残る。出荷のない日であれば視界が狭くなるだけだが、梨を積んでいる朝は鬱陶しい霧。梨の袋に貼った価格シールやロゴマークが濡れるのだ。タオルの一枚でもコンテナに乗せておけばよかったと後悔しても、何処に霧が溜まっているかは予め判らない。山国玖珠線は蛇行する山道だ。ライトを灯して濡れながら出荷先に向かった。
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玖珠町山下
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オオミズアオ。
道の駅へ出荷中、オオミズアオを見つける。久しぶりに見る美しい蛾。山国町にいると実に多くの昆虫を見かける。害虫や訪花昆虫は特に意識する虫。蛍や蝉のような季節の変化を知らせる虫。そしてオオムラサキやタマムシ、オオミズアオのような目を楽しませてくれる虫。それらを探すことなく生きた状態で見るのだ。ちなみにオオミズアオはカイコと同じく口がないらしい。
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道の駅やまくに
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線状降水帯発生。
線状降水帯が南下。日田市も中津市も影響下に入った朝だった。出荷を止めておこうかとも考えたが、選果場として使っている自宅から少しでもストックを減らすべく道の駅に向かった。途中、2箇所で土砂崩れのため道路閉鎖、迂回しながら出荷を済ませて山へ。合羽を着込んで収穫をやり、すぐに後悔した。山は危険な状態だった。無理を圧すといつか必ず痛い思いをするだろう。
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山国町釣鐘山
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激しい雨と出荷。
激しい雨の中、出荷準備。軽トラの荷台にコンテナを乗せるそばから保護用のナイロンに水が溜まる。一見すると頼りないナイロン袋だが、これが案外しっかり梨に張り付いて雨水からガードしてくれる。出荷先に到着したのが8時30分。早い時間に出荷分がすべて掃けたようで、夕方の売り上げレポートで知ってほっとする。お盆間近の週末。この雨に負けず客足がようやく動き始めたようだ。
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日田市天ヶ瀬町
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幸水出荷開始。
雨の中、車を走らせ今年初の出荷。客足は遠く、おそらく売れ行きは期待できないだろう。それでも明日の出荷のため、帰宅したらすぐ選果しないといけない。これから11月まで、毎日この繰り返しとなる。1コンテナ20kgの重量に耐え、夜間は梨をチェックし続ける日々は後半になると軽い鬱になる。いつも眠く、右手の親指と腰が痛い。収穫も終わり近くになると売り上げなど、どうでもよくなるのだ。
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山国梨棚/幸水
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収穫開始。
幸水と、なつしづくの収穫を始めた。雨が予想される週末、曇りの今日に2日分の収穫をやった。厚い雲が強い陽射しを遮断してくれたおかげで30℃を超えることなく、収穫作業は快適。日が暮れる前に山を下った。明日午前中は激しい雨が予想されるため、出荷の時間を読みかねているが、週末の早い時間は逃せない。出来るだけ多くの梨を出荷しよう。
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山国梨棚豊水幸水園
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ゲリラ豪雨。
天ヶ瀬から日田市街地までバケツをひっくり返した降りだった。夜の帳が下りたかのように暗くなり、視界はほぼゼロで前が見えない。道路はあっというまに水が溜まり排水が追いつかない。これだけ降ると自宅への山道が崩れるのではないかと不安な気持ちで帰宅する。これまで雨が降らず渇水状態が続いたのに、収穫直前になって雨が続く予報だ。幸水は急速に太りつつあり、なのに味の乗りはいまいち。もちろんこれ以上収穫は遅らせれない。明日から収穫を始める。
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日田市天ヶ瀬町
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枯れる果実。
選果の準備に取り掛かる。引越しのあと未整理だった荷を解いて片付け、選果に必要なスペースを確保するべく掃除をやる。しかし、今日は普段に増して暑かった。掃除機を走らせるだけで汗が滴る。だから梨棚メンバーから昼食の誘いが来たのは助かった。冷房の効いた車に逃げ込み、そこから待ち合わせの店に向かい、耐えがたく暑い午後が涼しい昼食となった。去年もそして今年も夏の気温は異常だ。雨も降らないからブルーベリーのような小さな果実は水分を失って収穫出来なくなっている。梨も例外ではない。水分を欲した梨の木は、果実から水を補給しようとするのだ。ギリギリのタイミングで週の後半は雨の予報。たくさん降って欲しい。
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山国町東部梨団地
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恵みの雨。
暗く厚い雲を目指して山国へ走り山へ上がった。なんだか一雨ありそうな気配に期待しつつ、しかし降らないだろうと期待せずに収穫の準備に取り掛かる。去年の秋にエンジンを回して以降、一度も起動していない運搬車のエンジンを始動、納屋から出したところでいきなり雨が降り出した。予報では降雨だったが、山の空は気紛れで天気予報に従わない。すぐ止むだろうと運搬車を押して豊水園へ移動したが、ずぶ濡れになった。恵みの雨だ。午前中しっかり降ってその後上がったけれど、土を濡らすことができるのは雨だけだ。灌水では到底及ばない。
Location
玖珠町古後
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今日も灌水。
熱い1日。梨棚に到着してすぐ灌水に取り掛かった。農薬散布車を動かして500ℓのタンクを水で満たして梨棚の、特に苗木を中心に枝葉を濡らしていく。1日に蒸発する水分に比べればほとんど意味のない量ではあるけれど、茅を敷き込んだ苗木と土にたっぷり水をやるのは無駄ではなく思える。不思議で仕方ないが、枝の伸長が止まると梨が大きくなる。それがちょうど今あたりで、幸水は全体的にまだ小さいものの、大きく、唐突に膨らみ始めた実もちらほら下がっている。充分な時間を待って収穫したいのが本音だけど、もうそろそろだろう。
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山国梨棚豊水幸水園
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午前5時、熱い朝。
午前5時。朝から気温が高く、今日は暑くなるぞと身構えて山へ向かう。とにかく早く農機を動かして暑くなる前に山を下りたかった。幸水は順調とは言い難く、散水しつつ木の具合を診る。農薬散布車で散水するのは、梨の成長を促すためと言うより、熱波で木が衰弱するのではないかという不安からが大きい。子房を下げて夏を待つ前に主枝が枯れてしまった木も数本ある。冬の剪定で何本か切ったのに、収穫直前で続けて枯死するのは堪える。幸水の収穫量を維持するため新植は続けなければ。
Location
日田市天ヶ瀬町
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香麗の出荷開始。
香麗の出荷開始。道の駅の野菜棚に香麗が並んだ。梨を包むボードン袋に山国梨棚のロゴを見ると1年が早いなあと思う。そして空調の効いた野菜売り場の匂い、蛍光灯の灯りで去年の出荷の記憶がすぐ蘇るのだ。不思議なもので、繁忙期の日々のリズムに体が馴染む気がする。1年でいちばん忙しい季節がやってきたという空気。幸水の出荷は、早ければ来週末あたりを予定しているものの、幸水の成長は遅れ気味。正確な出荷日はまだ判らない。とはいえ選果場の準備をしておかなければ。
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道の駅やまくに
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香麗収穫へ。
香麗の味見をした翌日の今日。梨棚メンバーが、少量づつ出荷を始めると言い出した。心変わりしたらしい。コンテナで5つ収穫するのだそうだ。昼食を奢ってもらった午後、こっちは山の暑さにうんざりして仕事を中断、収穫すると聞いたので来てみたわけだ。早生の香麗らしく、まだ収穫には早い幸水よりずっと大きい。採果鋏を差し込んで今年初の1個を降ろす。いよいよ大変な収穫の始まりだ。
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山国梨棚流線園
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香麗の味見。
梨棚メンバーと香麗(こうれい)の味見をやる。香麗は幸水より早く摘める早生品種。幸水より大きくそして甘い。そうなると幸水に取って変わるのではないかとも思うが、どんな品種にも良い点と悪い点があり、豊水との混植で花粉に不安が残る。それはともかく、出荷を迎えた香麗はとてもおいしい。今回の試食では、収穫にはまだ少し早いという結論に至った。最終的に園主が出荷日を決めるが、いましばらく待つことになりそうだ。
Location
山国梨棚流線園
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梨棚は渇水。
由布院は雨。玖珠町からぽつぽつ降り始め、由布院で大降りとなった。山国町まで距離にして50kmないというのに山国の山に雨は一滴たりとも降っていない。釣鐘山の降水量は0ミリ。なんとももどかしい。山国は渇水状態に突入しつつある。雨が降るなか県南部まで車を走らせ、再び伸びた実家の雑草を刈り取り、成長を遅らせるために除草剤をたっぷり散布してきた。それにしても熱い1日。日田市は38度を記録した。
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道の駅ゆふいん
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収穫前最後の防除。
収穫前では最期となる防除をやる。朝早くに出発して暑くなる前に終える、を目標としていたけれど、案外雲が厚く風もあってくらくらするような熱波に悩まされることはなかった。午後に山国支所へ向かい、中山間協定規約作成のための書類を受け取る。考えてみれば毎日ほぼ梨のために生きているなあと思う。自分のために何かしたかと思い返しても思い出せない。梨棚に散布した農薬が、ずいぶん大きくなった「なつしずく」からぽたぽた垂れて、順調な育成にほっとする。たぶん、この安堵に誤魔化されて自分のことは二の次になっているのだと思う。
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山国梨棚豊水幸水園/なつしずく
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雑草の保水力。
新高園の雑草が早くも伸び放題。刈ってやらないといけないのだが、降雨が期待できない今、短く刈り込んでしまうと地面の保水力が落ちる。朝早くの地面は雑草がたっぷり水分を含んで長靴を濡らすほどで、太陽が上がれば地面を陽射しから守ってくれる。梨の木1本から毎日200ℓの水分が奪われるのだとか。乗用草刈機のブレードを高く保ってうわべだけ刈ってやるつもりでいるけれど、やはり雨に勝つものはない。あと何日雲ひとつない青空が広がるのか。
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山国梨棚新高園