• |  山国町の梨農家の日記  |

  • 剪定日和。

    寒波と寒波の隙間。しっかり晴れて陽射しが届き剪定が捗った。1月もそろそろ半ば。剪定待ちで残された新高は1月中に終わるかどうかぎりぎりの数だ。木の残数と残された日を毎日照らし合わせて最低ノルマを確認し、翌日はその数を少しでも上回るよう剪定してはいる。それでもこの先、雪が積もり、寒波が居座るとどうなるか判らない。剪定は僅か数年の経験とはいえ慣れて速くはなってきた。あと1週間ほど作業を圧縮して早く終えられたら随分楽になる。仕事を終え、ゆったりとした気分で耶馬溪の景色を眺めながら帰宅できると思うのだが。

    剪定日和。

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    耶馬溪町山移

  • 動かない脚立。

    梨棚に立てたままの脚立が凍りついて動かない。足の裏が凍ったまま雪の上に立てるから、いつの間にか張り付いた氷が増し、凍った地面に張り付いてしまった。日陰の農道も雪が溶けないまま凍りついて軽トラを梨棚に寄せられない。公民館の駐車場に軽トラを停め、歩いて梨棚に向かうと道も土もカチカチに凍って入り口の鉄柵も開閉に難儀した。こんな日は仕事の効率がぐっと落ちる。陽射しがあればいいのだが、朝からまた雪が降り出した。風が出たら厳しい1日になるだろう。

    動かない脚立。

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    山国梨棚新高園

  • 積雪で動けず。

    昨夜から雪がたくさん降り積もった。明け方は真っ白の世界。日の出と共に雪は溶け始めたけれども、山の上はそうはいかないだろう。これまでは無理を押して山へ上がっていたが、さすがにもう無しだ。軽トラをスリップさせて路肩に乗り上げてみたり、梨棚に到着したところで枝に乗った雪に難儀するのはもういい。しかも正午をまわった梨棚は山の尾根の影に入って雪が残る。毎年雪で動けない日を想定してはいる。それにしても貴重な1日を捨ててしまうのは残念だ。

    積雪で動けず。

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    中津市耶馬溪町

  • 焚き火の一日。

    氷点下のスタート。ときどき陽射しがあり、すぐ曇って激しく雪が降る。合間に小さな雹が落下し強風が吹き付けて陽射しが戻る。おかしな天気だ。今日はいつもの剪定を止め、不要な枝を落として薪にして回った。とにかく寒いのだ。焚き付けの紙をじゃんじゃん燃やして小枝から焚き火に投げ込み種火をつくって暖をとる。剪定はそれほど進まなかったが、不要な枝を落としておけば剪定は格段にやり易くなる。普段これをやらないのは腕が疲れると理由から。しかしこれほど寒いとそうも言ってられず、むしろ体が温まって良いとすら感じた。

    焚き火の一日。

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    山国梨棚新高園

  • 凍結する道。

    凍結した道路で2台のハイゼットが事故っていた。警察が交通整理していて路肩には救急車が停車していた。この光景を見たあとでは山へ上がる気が失せる。けれども上がらないと仕事ができない。白くキラキラ反射するアスファルトをゆっくり進み、急勾配の手前で停車し時間をかけて梨棚へ向かった。農道は山の尾根に隠れて陽が当たらずいつでも危険が潜んでいる。今日は無事であったが、いつか滑って事故を起こすだろうと思う。降雪の日は山へ上がらないとするのは容易い決断だ。1日の損失程度では予定が狂わない熟練の農夫であればだが。

    凍結する道。

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    山国梨棚新高園

  • 黒いおがくず。

    雪が舞い散る間を縫って今日も剪定。軽トラの暖房に逃げ込み、陽射しが戻れば梨棚に戻るという忙しい1日。今日触った枝は樹勢が弱く、主枝亜主枝を落とさなければならないという降雪のなかでやるにはなかなか気が滅入る作業だった。ノコを引くと黒い粉が風に舞う。健全な枝であれば白いおがくずだから、この主枝は内側が枯れているとすぐに判る。そのままノコを引き続けるか、チェンソーを持ってくるか。微妙な太さに少し悩んでチェンソーで切り落としたのをきっかけに、細い側枝までチェンソーを振るった。梨棚のワイヤーを傷付ける危険があるもののやはり早い。雪の日は丁寧な剪定より効率を選ぶべきだと思うが、どこかで後悔しそうではある。

    黒いおがくず。

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    山国梨棚新高園

  • 陽射しが戻る。

    今日は雨の予報だった。午前中だけ小康状態で午後から再び雨。おそらくそうなるだろうと疑っていなかったが、午後2時まで空は明るかった。空模様に裏切られることはよくある。しかし、その逆はほとんどない。朝から重い雲が広がり、今にも降りそうな空気から陽射しが戻った上に、気温も10℃などほとんど奇跡だ。すぐ降り始める空を警戒して剪定に集中したのがまたよく、予定していたよりずっと多くの枝を切れた。明日からまた寒波が南下してくる。厳しい週になりそうだ。

    陽射しが戻る。

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    山国梨棚新高園

  • 花芽の整理。

    短果枝ひとつに花芽がひとつ。これは今年から使う1年生の枝。これが2年3年と歳を経るごとに短果枝も数を増し、花芽も増える。たくさん花が咲けばたくさんの実りが期待できそうだし、実際そうなるのだが、味とサイズが落ちていく。小さくて甘くない梨は収穫量が増えたところで売り物にならないから、数を調整するわけだ。「花を咲かせない」と最初に教わった。花は受粉して子房になり梨になる。だから最初に花の数から調整しておく。花を咲かせるのも木はエネルギーを使うから不要な花芽は摘んでおく。反比例して農夫の体力は減っていくのだが。

    花芽の整理。

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    山国梨棚新高園

  • キツツキの音。

    梨棚に到着するとキツツキが木をつつく音が聞こえた。寒さが厳しくなる頃に聞く音だ。姿は見えないが遠くまで響く音ですぐに判る。松の木が好きなのかキツツキの音は必ず松の木から聞こえる。ゆっくりつつく音、連なる音とその時々でリズムが違うのは、巣作りやコミュニケーションや捕食行動によって違うのだそうだ。キツツキは鳴かずにこうして音で居場所を知らせてくれる。

    キツツキの音。

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    山国梨棚新高園

  • 凍る蛇口。

    今日も快晴。陽射しがしっかり届いて朝から剪定が捗る。剪定の順序として、まず不要な枝を真っ先に落とし、側枝を配置する場所を大雑把に決めておく。側枝というのは梨を実らせる枝のこと。来年使う予定の枝は待ち枝。この2つの枝が決まったら、枝を誘引して棚に結び固定する。最後に切断した枝の切断面に保護剤を塗布して終了となる。保護剤はハケで塗っていくのだが、寒い朝は水道ホースが凍っていて水が使えない。ハケを駄目にしてしまう原因がこれだ。

    凍る蛇口。

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    山国梨棚新高園

  • 新年。

    年明け、快晴の朝。放射冷却で梨棚は凍りついてるというお約束のスタート。雲がないため陽射しがしっかり届いて剪定日和となった。去年の春は開花が早く、梅雨に雨がしっかり降ってくれたものの夏以降は雨が降らず、おまけに高温な日が続いて梨が凶作の年になった。今年の天候はどうなるだろう。さすがに2年連続凶作はなかなか厳しい。どうなることやら。

    新年。

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    山国梨棚新高園

  • 山国町のスケートリンク。

    2024年最後の日。梨棚の上空は厚い雲が覆い、天気予報の晴天とはならなかった。終日寒く風もあった。寒波の南下は年明けのはずだが、このぶんでは年明けも寒そうだ。大晦日だし今夜はゆっくり過ごそうと早めに山を下り、コア山国前の交差点を通過するとコア山国へ向かう車両が多いと気づいた。そういえば12月からスケートリンクが開いていたはずだが、31日までやっているのか。まわりに商施設はなく、自販機が数基設置してあるだけのスケートリンク。それでも子供たちは楽しそうだった。

    山国町のスケートリンク。

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    山国町コア山国

  • 穏やかな日。

    寒波が消えて作業が捗る1日だった。太陽は見えないものの風も穏やかで、焚き火で体を温めることもなく黙々と剪定に集中できた。毎日がこうであれば予定が狂うこともないのだが、どこかで降雪があり、寒波も南下してくる。新高の剪定はだいたい半分が終わった。このまま雪で足止めされなければ1月中に新高を終わらせて、豊水に取り掛かれるのだが、そう上手くはいかないだろう。毎年、春先になっても枝が残り、そのまま受粉へ突入することは今年こそ避けたいのだが、どうなることやら。

    穏やかな日。

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    山国町

  • 雪で剪定中断。

    山へ上がってすぐ雪が降り始めた。夜半から降り続けた雨は上がりつつあり、雲の切れ間に青空が見えていたのにだ。降雪はあっというまに激しくなり、梨の枝に積もって3cmをすぐ超えた。こうなるともう枝が切れない。短果枝が雪に隠れてしまい枝の色も判別し辛くなる。枝を引いて雪を弾き飛ばそうとしても、すぐに凍りついて簡単には落ちてくれない。それより帰路が安全なうちに山を下りるべきだ。今年も残すところあと3日。今のところ順調ではあるが、こんな日が続けばどうなるか判らない。

    雪で剪定中断。

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    山国町市平

  • 速い雲。

    寒波と寒波の合間。明日からまた寒波が南下して九州北部を覆うらしい。中津市街は雨の予報だが、山間の山国町は雪になるだろう。雪が積もらない12月は珍しく、今日まで寒いとはいえ剪定は捗ってきた。今夜の雨量によっては明日は山へ上がれなくなり、年末の静かな1日を捨てることになるかもしれない。積雪で動けない日を考慮して剪定の進行状況をざっくり読んではいるが、それでも1日が無為に流れてしまうのは惜しい。午後から雲が速く流れた。天気の崩れは確実なようだ。

    速い雲。

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    山国梨棚新高園

  • 流線木の剪定。

    新高園が山の影に入ったところで仕事を切り上げ、梨棚メンバーの流線木園へ向かった。ちょうど仕事を片付けているところで、日当たりの良い園も陽が傾くと寒い。メンバーの梨棚は60a。さすがに広い園だけあって、とりあえず枝打ちを優先してやり、誘引は後へ回す作戦らしい。古い枝を切っては燃やし続ける作業は効率を考えてのことだが、1本づつ確実に終わらせていく剪定をやる自分とは対照的で人それぞれだなあと思う。流線木は計算されて混植してあり、品種で園が別れていないあたりも時代の隔たりを感じる。若い園だけあって豊水の枝は力強く、しばらく豊水の剪定をネタに立ち話をやって、年末の予定を確認してから山を下りた。

    流線木の剪定。

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    山国梨棚流線木園

  • 主枝と亜主枝を落とす。

    最初に主枝を切断した。梨の枝は離れて見ると細くても、切り落とすとずっしり重い。枯れた枝でもそれなりに重く、ぼんやりしているとちょっと危険だ。次の木は、亜主枝を落とした。新高園は寿命を迎えている。充分な収穫ができた成木の時代はとっくに過ぎ去り、古木は毎年主要な枝を枯らすばかりだ。本当なら一斉に切り倒し、改植するべきなのだが、そんな時間はない。何より梨棚の管理者の寿命がそれほど長くない。今年植えた苗木が成木に育つ頃には引退が近いだろう。かと言って枯死するばかりの木をただ眺めているわけにもいかず、毎年数本ペースで新植してはいる。

    主枝と亜主枝を落とす。

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    山国梨棚新高園

  • 接木の話。

    花粉樹が手に入らない。注文が遅れたというのはあるが、仮に夏頃注文していたとしても手に入らなかった気がする。輸入花粉の使用が禁止されたから、おそらく花粉樹が欠乏しているのだ。早朝、梨団地の農夫さんと話をしていて、たまたま接木の話になった。手に入らないなら、花粉樹の代用として植えた台木に接木しようと思いついた。苗を待っていても先へは進めない。どうせだから元日に花粉樹の枝を集めておこう。春には接木できるだろう。

    接木の話。

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    山国梨棚新高園

  • 連日の寒い朝。

    毎朝凍りついている梨棚。梨棚だけでなく市平の集落を境に、そこから上、農道の他はすべて凍りついている。今日も厳しいスタートだなと考えつつ、太陽を遮る雲がないのが嬉しい。水道のホースは凍りついて水が出ない。霜の降りた地面は踏み込むとバリバリと音を立てる。それも太陽がもうちょっと高い位置へ進むまで。午前中は寒さに震えず過ごせるだろし、剪定を始めれば枝を燃やせる。体もようやく冬に馴染んできた。

    連日の寒い朝。

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    山国町市平

  • 焚き火の灰。

    風の強い日だった。おまけに寒波到来。雨のせいで燃やせずに溜まっていた枝を、朝から盛大に燃やした。この焚き火のおかげで今日の寒さを幾らか軽減できた気がする。燃え尽きた枝は炭化するか白い灰になって残るが、これが種火になると痛いほどの熱気を放つ。この熱が冷めないうちに枝を次々に投入して、火を絶やさないよう注意する。手袋は乾燥を保って暖かく、剪定を阻害せず、冷たい風の吹くなかで仕事が捗った。

    焚き火の灰。

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    山国梨棚新高園

  • 凍った梨棚。

    よく晴れた朝。放射冷却のせいか梨棚が凍りついていた。濡れた指で枝に触ると、手袋が張り付く。夜に雨が降ったようで焚き火の灰が種火にならない。今日は焚き火を諦め、気合いひとつで黙々と剪定をやった。今年からラジオを聴き始めたせいか、余計なことを考えずに集中力が増し、ついでに焚き火の監視をしないため時間が増えて作業が捗る。新高園は山の尾根の影にあって日照は午後1時までと短い。山の影が梨棚を覆い、そこから2時間震えながら剪定を続けた。

    凍った梨棚。

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    山国梨棚新高園

  • 日田市の雪景色。

    山国町の方角にある山が白かった。山国町が近づくにつれ、民家の屋根や路肩に雪が乗り、道の駅に到着すると山へ向かうのを躊躇うほどの雪が残っていた。そこで資材購入を優先して日田市へ向かうことにしたのだが、これが失敗だった。山国町と日田を繋ぐ花月バイパスは雪に埋もれていて、峠の先はブレーキが踏めないほどの降雪。ほどなく青空が広がり太陽が出て雪は次第に消えたけれど、山国へ戻るのを正午まで待った。剪定は午後から開始。梨棚は冷え切っていた。

    日田市の雪景色。

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    日田市小野

  • 雨のち晴れ、そして雪へ。

    雨のスタート。気温0度で枝は濡れている。この状態で剪定をやるのは、かなり苦痛だ。剪定で使う手袋は薄い布製だから、枝を触るとすぐに濡れて指が痛くなる。雨のせいで火が起こせず、そうなると指先を動かすのは気力だけだ。ボケットに突っ込んだり、息を吹きかけつつ剪定鋏を握っても効率は落ちるばかりで、なかなか捗らない。3月末までに終わらせる予定が重圧となって中断する勇気も湧かない。昼過ぎには晴れ間が見えて弱い陽射しが戻ったが、気温はまた0度へ向かって一気に下がっていった。明日は雪らしい。

    雨のち晴れ、そして雪へ。

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    山国梨棚新高園

  • 保護剤の塗布。

    雲が重く薄暗い梨棚で、朝から剪定に励む。不思議なもので、集中できる日とそうでない日があり、天候や気温に関係なく捗るときは集中できる日だ。今日は集中できる日だった。不要な枝を落とし、来年に備えて新しい枝を下ろしてゆく。切り口には雑菌が侵入しないようオレンジ色の保護剤を塗る。何処の枝を落としたか、だいたい記憶はしているから、剪定と枝の誘引が済んだ最後に保護剤を塗布するのだが、これが簡単な作業のわりに時間を食い、作業の腰を折る。塗り漏らしのないよう慎重になるせいで、剪定のリズムを失う。これがなければ、剪定はもっと捗るのだが。

    保護剤の塗布。

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    山国梨棚新高園

  • 干し柿。

    干し柿をもらった。豊水園の空き地に1本だけある渋柿の木から摘んだものだ。地主さんは、邪魔なら切ってしまうよう言ってくれたが、邪魔ではないし切ってしまうのは勿体無い。小さな木だから収量も少なく、最初から摘み取る気もない。だから10月頃地主の農婦さんがやってきて摘んでいくのだが、しばらくすると干し柿になって戻ってくる。剪定の合間につまんだり、煙草休憩で食べたりで、帰宅する頃にはもうなくなっている干し柿。次に食べるのはまた来年だ。

    干し柿。

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    山国梨棚新高園

  • 山国の初雪。

    早朝に雪が降った。土曜日にも雪はあったのだが、ほんの一瞬。梨の枝を白くすることはなかった。今朝の冷え込みのなかなか厳しく、山へ上がると枝に積もりつつあった。今日の予報は曇り。本格的な降りにならないと判ってはいても、雪がちらつく日の剪定は願い下げだ。日田市の梨団地のように終日無風であればいいが、山国の山は風が流れている。この風が堪えるのだ。心配した空は雲が消えたり、またどんよりしたりを繰り返して日の光を届けてくれた。こうしてだんだんと冬の梨棚に慣れていく。

    山国の初雪。

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    山国町梨団地

  • 初霜。

    早朝の梨棚に霜が降りていた。初霜かもしれない。少なくとも辺り一面が薄く凍って白くなっているのは今朝が初めてだ。おかげで空気はぐっと冷たく鼻の頭が痛い。この空気のなか草刈機のエンジンを回すのは気が進まない。乗り気がまったくしないがやるしかない、というわけで乗用草刈機を動かして新高園の落葉処理に取り掛かったのだが、とにかく寒い。この程度の気温は大したことがないはずなのに、体がまだ冬に馴染んでいないというか、耐え難いのだ。おまけに午後には雨まで降り出して、そこで作業を中断してしまった。機械を雨で濡らしたくないというのもあるけれど残りは明日に回して軽トラの暖房に逃げ込んだ。

    初霜。

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    山国梨棚新高園

  • 冬景色の梨団地。

    梨団地がある市平の山が冬の景色になった。梨棚と梨棚の間にある空き地をススキが覆って、梨棚からずっと色の無い景色が続く。明日の金曜日から寒気が九州北部を覆うらしく、気温も本格的な冬となる。つい最近まで火を起こすと暑くてたまらなかったが、これからは焚き火から離れられない数ヶ月となる。毎日、枝を落として焚き火へと運び、指先に熱を加えてまた梨棚に戻るつらい季節になる。

    冬景色の梨団地。

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    山国町市平

  • 新高の落葉終了。

    ほぼ葉が散った。地面を黄色にしていた葉も色が変わってカリカリな枯葉となった。落葉処理待ちの状態だ。剪定をもう始めてしまっているから、あと一列終えたら乗用草刈機を動かそう。予定としては今週末あたりか。先送りし過ぎると葉が柔らかくなって粉砕し難くなる。寒い朝に草刈機に乗るのは気が進まないが、これも先送りすると益々寒くなる。しかし週末は寒気団が下がってくるらしいからどうだろう。とあれこれ理由を探して放置するのもナシだが、やはり寒いのは嫌だ。

    新高の落葉終了。

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    山国梨棚新高園

  • 新品のラジオ。

    梨棚の地主さんから貰った新品のラジオ。いつだったか雑談中に、ラジオを買うつもりだと話したのを覚えていて買ってきてくれたのだ。電池を用意して使い始めたのが今日。野鳥の鳴き声と、ときどき通過する車両のエンジンの音の他は風音くらいしかない梨棚で、人工的な音はよく響く。自然の音もよいが、余計な思考を止めるためにラジオの音は案外良く働いて剪定に集中できるようだ。1時間ごとに挟まる時報もスマホで時間を確認する手間を省かせて、今日は予定より多くの枝を処理できた。

    新品のラジオ。

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    山国梨棚新高園