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収穫の後片付け。
台風が去って青空が広がった。山国川は台風が去ったあとらしく澄んでいる。気温を気にしていたがそれほど下がらず、落果処理も捗って気分良く山を下った。落果で枝にぶら下がった袋のなかには、まだしっかり枝にしがみついているものもあり、僅かではあるものの収穫となる。10月は軽トラの荷台に満載していた新高ではあるが今日はたった6コンテナ。しかもレモンのように小さく選果後は半分ほども使い物にはならないだろう。梨棚の掃除とはいえ、それでも収穫は収穫だ。明日はこの小さな新高を抱えて終盤の出荷だ。
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道の駅耶馬トピア
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11月の冷たい雨。
出荷準備をしつつ暗い空を気にしていると、雨がぽつぽつ降り始めた。その後は予報通りの空模様。せっかくの連休なのに客足が遠のいてしまうだろう。雨を見越して出荷量を少なめにしてはみたが、直前になって失敗したかなと思う。雨が去る週明けはぐっと冷え込むとの予報もあって、最後に売り切るのが難しくなってきそうな気もする。寒くなれば梨は売れなくなる。そうなる前になんとかしておきたいのだが。出荷後雨足は次第に強まり、廃棄する梨を持って山へ上がる頃には作業が難しいほどの降りとなった。コンテナに張り付いていたカエルには冷たすぎる雨だろうと考え、焚き火で穴の空いた去年の上着の買い替えを思い出した。
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山国梨棚新高園
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新高の収穫終了。
今日、新高の収穫が終わった。商品として店に並べる梨の収穫は今日までだろう。残りは落果が大半、ときどき見つかるB品は、追いかけ店に出すけれどもセール価格だ。肩から力がどっと抜け、ようやく1年が終わったという気分だ。明日から台風の影響か、再び雨のようだ。天気はもう崩れていて、朝は暗く寒かった。一時朝日が射したが広がる思い雲にすぐ隠れてしまった。このあと草刈りと落葉処理が待っている。その前に礼肥を入れなければ。
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中津市三光
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雨の合間の晴れ間。
雨と晴れが交互に入れ替わりながら10月が終わる。新高の収穫も終盤だ。去年は11月の半ば頃まで採れたが、今年は落果が多く、売り物になる新高は早々に消えてしまった。雨がなく高音の夏。梨も耐えられなかったようだ。3年連続で売り上げを伸ばすつもりでいたのに、残念な結果になってしまった。後に残ったのは大量の袋と落果した新高。袋は焼き払い、落果したぶんは草刈機で粉砕するつもりだ。
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山国梨棚新高園
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落果した新高。
朝から小雨。荷台を雨から守れない軽トラで強行して出荷を終わらせ、山へあがる。梨は濡れていて収穫は望めないが、落果の処理はできる。ワイヤータイを外し、袋をつまんで下ろすと中には落果した新高が入っている。多くは小さいままだからそのまま地面へ落とすのだけれど、たまに収穫の遅れから落果したものもあって、地面を落とすとき「もったいない!」と声を出してしまう。あと数日早ければ収穫できた新高だ。毎年、こんな感じで落果処理をやるけれど、今年はとりわけ落果が多い。
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山国梨棚新高園
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新高の袋。
収穫を待たずに落果してしまう新高が、今年はやけに多い。新高梨には耐水加工された袋がかけてあり、袋はワイヤータイで短果枝にくくられている。梨が落果すると、袋の中に落ちてそのままぶら下がるというわけだ。このぶら下がった袋が回収されないまま枝にあるせいで、場所によってはまったく収穫していないように見える。葉が茂っているうちはまだよいが、落葉が進むとなんとも見苦しい。収穫の山場はもうじき終わり、礼肥を入れたら袋の回収を急がないといけない。袋は冬の枝を焼く種火となる。
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山国梨棚新高園
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落ち葉。
豊水幸水の葉が黄色く色付いて落ち始めている。新高園と豊水香水園は離れているため、落葉に気がつかなかった。新高はまだ少し先になるが、散り始めてからは早く、すぐ裸になってしまうだろう。出荷の道中も落ち葉溜まりを道の端に見かけるようになってきた。しばらく暖かかったぶん冬は駆け足でやってきそうだ。新高収穫の終わりも近い。
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耶馬溪町渓石園駐車場
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早朝、道の駅なかつ。
まだ薄暗いうちに出発すると、出荷先へ着く頃には明るくなっている。明け方はもう寒いが、道の駅の搬入口が開く時間になると気温は気にならなくなっている。新高の出荷は、去年11月の半ばまで続いた。今年は梨の状態が良くないから11月の早いところで出荷を終えてしまえるかもしれない。8月から1日も休むことなく出荷を続けていると、もう1日でも早く終わらせたいという気持ちが強くなってくる。気になるのは空模様だが、いづれにしてもあと少しだ。あと少しで梨農家の1年がようやく終わる。
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道の駅なかつ
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返礼品。
道の駅経由で注文してくれた広島のお客さんから、梨が届いた知らせと返礼品が届いた。毎日欠かさず出荷している道の駅やまくにだけれども、出荷ぶんとは別にまとまった数の梨を準備するのは正直骨が折れる。昨年も注文いただいたお客さんでもあるし、少し無理をして必要数用意させてもらったら返礼品が届いた。返礼品には手紙が添えられており、感謝が綴られていた。梨を売ってお礼と感謝の言葉を贈られることはそうない。梨の品質を向上させたいと思う気持ちは、たぶんこんな経験から生まれるんじゃないかと思う。
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返礼品
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庭のカボス。
庭のカボスが大きくなった。たった1本の小さな木だが、1人では使いきれないほどの収量が得られる。まだ緑色だから完熟の黄色まで待つつもりではいるけれど、日に日に寒くなるこの頃、夕食にカボスを絞った味噌汁が飲みたくなる。インスタントの味噌汁であっても、カボスひとつ絞れば家の味になる。昼間に梨を収穫し、夕方にカボスを摘む。東京で暮らしていたときからは考えられない変化だ。
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自宅庭のカボス
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いきなり寒い朝。
寒い朝。軽トラの窓を全開に走れない。昨日まで気持ちの良い風が車内に流れ込んで、目覚めにちょうどよかった。しかし、今朝は上着を着ずに来たのを後悔するほどだ。外はまだ暗く、いかにも冬といった雰囲気で、秋はどこにもない。朝一の出荷を終えて耶馬溪を通過中、葉を落としてしまった並木の間を走った。太陽が上り、寒気が払われてようやく秋を感じるのだが、もう冬の準備を考えている。
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中津市耶馬溪町
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満開のコスモス。
コスモスが満開だ。広い畑の一角には多くの仮設テントが設営してあり、そこがコスモス祭りの会場なのかもしれない。このすぐ近くに梨を毎日出荷している道の駅があって、今週末の人出はかなりの数になると予想される。そのために選果を急いでいる。
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中津市三光
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天気は下り坂。
また燃えるような朝焼け。天気が崩れそうだ。出荷と収穫を午前中に済ませたいから、午後なら降られてもいいのだが、どうなるか判らない。9月までまったく雨が降らなかったが、秋になるとさすがに雲が重くなる。大きな梨を育てるのに水は必須。収穫した梨は雨に濡らせない。この時期のジレンマだ。
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中津市耶馬溪町
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大きなキノコ。
収穫のために小型のキャリーを使っているが、長い距離を走らせるでもないため燃料の消費は非常にゆっくりだ。タンクも小さく、携行缶をちょっと傾けるだけですぐいっぱいになる。そんなだからガソリンを切らしていることに気が付きにくい。今日もキャリーを動かそうとして、残量メーターが白くなっていると気づき、慌ててGSまで走った。いつもはあまり使わない西側の農道の両脇には名前の判らないキノコが群生していて、給油のあと軽トラを停めてしまうほど立派な姿にしばらく佇んでしまった。狩る人がいないから勿論食べられないのだろうが、なんだか勿体ない気持ちになる。
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山国町草本
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大きく赤い虹。
小雨の朝。コンテナを濡らさないために軽トラで出かけてよいものか思案していると、虹が出た。虹の消滅とともに雨は上がったが、忙しいばかりの1日が始まっただけだった。虹は吉兆だったか、願い事を叶えてくれるだったか判然としないけれど、少なくとも良いことはひとつもない。焼けるような空がただ綺麗なだけだった。明日も出荷に始まり、収穫して選果。そろそろこの重いルーティンから抜け出さないと、気が滅入るばかりだ。
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中津市耶馬溪町
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新高収穫2周目。
今年の新高はどうにも小さい。なるべく大きな玉から収穫していて、1本の木にかかる時間は短い。枝に残したぶんは太る期待からだが、どうなるか判らない。半ば諦め気分で、今日2周目の木に取り掛かったとき、梨に掛けた袋にシワが寄っているのに気がついた。残しておいたぶんが太っていて、小さなものでも8玉(600g超え)、7玉(700g)も下がっている。使い物にならないのも多く、落果して袋ごとぶら下がったものも多いけれど、この発見で一気に気分が上がった。大きな果実はすぐコンテナいっぱいになる。収穫にかかる時間はいつもより短かった。
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山国梨棚新高園
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花かぼちゃ。
道の駅に露店が並んでなかなか賑やかだ。それほど広くない駐車場は朝から満車。開店前に出荷を終えてしまわないと梨売り場が激しく混雑する。搬入口もテントで塞がれて時間がかかるだろう。ということで大急ぎでコンテナを運び込み、価格シールをプリントして陳列を終える。今日は隣の梨棚の農婦さんがいて、梨だけでなく花かぼちゃをコンテナいっぱい持ち込んでいた。油彩で描いたようなテクスチャのかぼちゃ。月末のハロウィン向けの出荷らしい。装飾品であって、食べられないそうだ。
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道の駅やまくに
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三光コスモス祭り。
コスモスが咲き始めた。出荷の道中、道路脇から広がる視界すべてをコスモスが覆う場所があり、満開を迎える10月の半ば、中津市三光ではコスモス祭りの開催となる。観光客の動員数はどのくらいになるのか知らないけれど、期間中はとにかく梨がよく売れるのだ。今でも売れ行きはよいからそれほど心配はないが、イベントが更に売れ行きを支えてくれるのは助かる。収穫から戻れば即選果。うんざりするほどの長い作業時間を支えてくれるのは売れ行き、この一点なのだ。
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中津市三光
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水道の復旧。
水漏れ箇所がとうとう特定できた。水道栓の深さから土中2mくらいだろうと推測して重機で掘ると錆び付いて穴が開いていそうな水道管の下に、複雑に入り組んだプラパイプが出てきた。おそらく復旧は今日中といわけにはいかないだろう。想像していた軽いはずの作業が、とんでもなく大掛かりになってしまい、昨年から機会会計をやっている身としては支払いが気になるところだ。値上がりし続ける電気代に修理費。このまま梨団地から農夫が消えていけば、いつか梨を諦めなければならない日がくるかもしれない。
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山国町梨団地
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午前6時、濃霧。
今朝の出荷は濃霧のスタート。山国川の川沿いはとくに霧が深く、対岸の見えない霧の深さに怯えて安全運転に徹する。対岸が見えないのだから、前方の視界も思うよりずっと狭いはずだからだ。その上、時間的にあたりはまだ薄暗く、対向車のライトが近いのか離れているのか曖昧でもある。太陽が霧を払うにはもうしばらく時間がかかる。急ブレーキは梨を痛めかねないので、霧の中をゆっくり進む。
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中津市耶馬溪町
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白い彼岸花。
新高の出荷をスタートさせてから初の中津市街地の道の駅へ出荷。朝早くの出発となるため、窓を開けるともう寒く、雨も振り込んでくる。豊水の最後の出荷から早くも10日近くが過ぎ去った。新高の実は硬くてまだ小さい。今年の新高はいまひとつだ。出荷先の道の駅の搬入口が開くまで、田園風景のなかに軽トラを停め、5分ほど時間待ちをしてから道の駅へ向かった。道端には見慣れない白い彼岸花が、枯れかけた赤い彼岸花のなかに咲いていた。
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中津市三光
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雨の日の出荷。
晴れる気配を見せつつ、出荷のタイミングで雨が降り出した。梨を濡らせないため、雨の日の出荷は大変だ。今日は道の駅に出荷する他に注文の品があったため、積載スペースの低い軽自動車で2往復することになった。収穫は休み、午後から選果に取り掛かってたまには早く寝ようと思う。8月から収穫を始めてようやく10月。まだまだ先は長い。
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中津市耶馬溪町
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道の駅の梨売り場。
道の駅に梨を持って行くと、既に梨棚メンバーの豊華(ゆたか)が並んでいて驚いた。大きな果実は新高のようで見間違ってしまったが、値札と陽に焼けた無袋の肌を見て豊華だと判った。豊華は果汁の多い甘い梨だ。育てている本人に言わせると味にばらつきがあり均質でない、ということだが試食した豊華はとても甘く美味かった。惜しいのは、この時期のお客さんは新高を求める人が多く、新品種に手を出しにくいということだ。生産を続け、味を知って貰えるまでしばらく時間がかかるのかもしれない。
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道の駅やまくに
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雨のち晴れ。
今朝も雨のスタート。夜間に雨が降ってくれるのは嬉しい。水が足りないのだ。新高はまだまだ小さく、雨が要る。収穫には鬱陶しく、選果の手間を増やす雨だけれども小さい新高ではどうにもならない。しかし収穫の手を止めて成長を待つ余裕もなく、ジレンマを抱えたまま週末に備えて新高を摘んでいる。空は正午を境に雨雲が消えて晴れ間が見えた。次の雨雲は週明けになりそうだ。
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山国梨棚新高園
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老朽化した水道管の調査。
雨の合間を縫って、梨を濡らさずに出荷を終えた。あとはこの速度で収穫もと意気込んだが、梨組合の農夫さんがやって来て水道管の調査を伝えてきた。土中に埋まった古い水道管のどこかに不具合があり、今年に入って高い水道料に悩まされていたからだ。収穫をある程度まで終えてから、調査グループに合流し、調査の行方を見守ることとなった。結果はまずまず。不具合箇所の特定には及ばなかったものの、おおよその位置は解ったようで、11月に衛星による水量データと照らし合わせてから本格的な炙り出しに取り掛かるようだ。年々組合員が減る山国梨団地で、これ以上の管理費用は捻出し難い。年内の解決を切に願う。
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山国町梨団地
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新高の出荷開始。
予報通りの朝から雨。出荷には鬱陶しいが、乾いた新高園には恵みの雨だ。できれば午前中まで降らないでほしかったのは、収穫の時間を短くてもいいから確保したかったからだ。昨日、多めに収穫したのは今日の雨のためで、しかし明日以降となれば玉が尽きる。どうやら雨雲は去らないようで、1日だけ出荷に空白をつくってしまいそうだ。3時間でも上がってくれれば、濡れた袋を剥がしつつ数コンテナぶんの新高を下ろせるのだけど。
Location
山国町市平
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新高の収穫開始。
新高の収穫を開始した。まだ少しばかり早いようだが、明日から雨。収穫できない2日間のぶん、あるいは3日降り続ける雨を見越して今日は多めに摘んだ。雨のない夏。そのせいで実は小さく、新高らしい新高サイズを探すのに時間がかかってしまった。全体がもう少し太るまで待つのは容易い。容易いが収穫を遅らせれば後半に捨てなければならない新高を増やすばかりだ。早ければ早いほどよいけれど、実は小さい。悩ましいところだ。
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新高梨
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収穫合間の帰省。
先延ばしに先延ばしを重ねていた用事を済ませるため、帰省してきた。ちょうど豊水の出荷が終わり、新高の収穫の合間を縫ってのことだ。朝早くに草刈りをやり、自宅へ戻ってそのまま南下するつもりだったのだが、どうせ長時間の運転なら気持ちのよいルートで、と考えたのがまずかった。国東をまわって大分市内を海岸沿いに下ったのだが、良いのは景色だけでやたら時間がかかってしまった。日帰りの強行軍だから少しでも体に優しいルートを選ぶべきだった。明日から新高収穫の予定でいるのに、くたくたになって戻ってくることとなった。
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豊後高田市臼野
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師匠を尋ねるも。
用事があって久しぶりに日田市へ向かった。朝早く山へ上がり、バッテリーを使い切るまで草刈りをやった後のことだ。時間が早過ぎたから、師匠の梨園を訪ねてみようと思いつき、きっと収穫最盛期の新高園にいるだろうと踏んだものの、誰もいないようだった。手前にあるのが豊水香水、奥に広がっているのがまだ袋を被った新高。その広さに今更ながらに驚く。しかもここが全てではないのだ。挨拶してから用事に向かおうと思っていたが、この風景を見ながら30分を潰すことになった。
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日田市梨団地
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農道の草刈り。
豊水出荷終了。午前中の早い時間に山へ上がり、放置していた草刈りをやる。梨棚全体をやるには、次の新高がすぐ控えているので農道に面した雑草を刈ることにした。チップソーを外し、ワイヤーヘッドに取り替えて、細い雑草から刈り取ってゆく。農道にはチップソーに絡んでしまう細い雑草と茅が多くツタも伸びている。ワイヤーだと刈り取れないツタはともかく、ワイヤーだと柔らかい雑草の刈り取りがムラなく出来、しかも素早い。バッテリーの消費が激しくなるのが難点で、充電に自宅を往復することになるだろうが仕方ない。時間がないのだ。
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山国梨棚豊水幸水園